Day51|使い慣れた道具を、AI時代の入口に変える

2026年7月19日の記録

使い慣れた道具は、古い道具じゃない。

自分に合わせて育てれば、最も速い入口になる。


100日チャレンジ51日目。今日取り組んだのは、最先端のAIツールじゃない。

iPhoneの純正メモ、ショートカット、アクションボタン。どれも以前から自分の手元にあったものだ。

NotionやObsidianを使い始め、情報をきれいに整理する環境は少しずつ整ってきた。それでもどうしても純正メモを使うことはなくなりなかった。

きちんと整理するほどではない、まだ壁打ちするほどでもない、ただ一瞬だけ思いついた言葉を残しておきたい。そんな場面ではやはりメモが一番早いからだ。

今日は新しいツールへ無理に移行するのではなく、使い慣れたメモアプリをもっと自分に合う形へ育てるという方向へ考え方が変わった一日だった。

きれいに整理する前の「雑な入口」が必要だった

最近は情報を残す場所がかなり増えた。Notion、Obsidian、NotebookLM、ChatGPT、Claude。それぞれに役割がある。

ただ思いつく内容のすべてが、最初からきれいに分類できるわけじゃない。「この施策、店舗で試せるかもしれない」「この言葉、noteのタイトルに使えそう」そんな一瞬のひらめきだ。

文章にする必要はない。自分があとで思い出せる、ひと言だけでいい。その段階でどのプロジェクトに入れるか、どのタグを付けるかまで考え始めると、入力そのものが面倒になる。

だから自分には、整理する場所とは別に、考えずに放り込める入口が必要だった。その役割を、ずっと純正メモが担っていたんだと思う。

使い慣れていること自体が、大きな価値だった

純正メモには、パスワードの控えやその場で必要になった文章、URL、アイデアなどを以前から保存してきた。内容を追加したり見ながらChatGPTへ話したり、こうした操作をほとんど考えずにできる。

一方でNotionやObsidianを本格的に使い始めると「メモも、そちらへ移した方がいいのではないか」とも考えていた。

ただ今日思った。無理にやめる必要はない。使いやすくて実際に使い続けているのなら、純正メモをもっと活かす方法を考えた方がいい。

新しいツールを導入することだけが改善じゃない。すでに習慣になっているものを、今の働き方に合わせて再設計する。その方が無理なく続くこともある。

知らなかった「スマートフォルダ」

そこで今日は、メモアプリの整理方法を改めて確認した。

これまでもフォルダはいくつか作っていた。ただ実際には「すべてのiCloud」から探すことの方が多く、重要なものをピン留めする程度しか使いこなせていなかった。

調べている中で知ったのがスマートフォルダだ。Appleのメモでは、本文やタイトルに「#タグ」を入れて、指定したタグや作成日、編集日などを条件に、メモを自動的にまとめられる。

「#AIアイデア」「#経営アイデア」「#発信ネタ」と付けておけば、保存先のフォルダを毎回選ばなくても、条件に合うメモを一覧で確認できる。

自分が求めていたのは、まさにこの形だった。保存するときは雑でいい。あとから自動で見つけられる。入力時の負担を増やさず、出口だけを整える。この考え方なら、純正メモをそのまま活かせそうだ。

メモへの保存を、ショートカットにしてみた

次に触ったのがiPhoneのショートカットだ。

存在は知っていた。ただ最初から入っているショートカットを見ても、自分にどう役立つのかが分からず「使わなくても困らない機能」くらいに思っていた。

でもショートカットは複数のアクションをつなぎ、自分が繰り返している操作を一つの流れにできる仕組みだ。

最初に試したのは、保存する内容を選ぶショートカット。AIアイデア、経営アイデア、発信ネタ、記事・URLといった候補から選んで、種類に合わせたタグを付けてメモへ保存する、という流れを作ろうとした。

ただタグが思ったように反映されず、今日は完成までいかなかった。それでもショートカットの中で「選ぶ」「入力する」「条件で分ける」「保存する」という処理を組み合わせられることは理解できた。

今まで、ただのアプリアイコンに見えていたショートカットが、自分専用の小さなアプリを作る場所のように見え始めた。

メモからChatGPTへ直接渡す流れも作ってみた

もう一つ試したのが、メモからChatGPTへ内容を渡すショートカットだ。

メモの共有ボタンからショートカットを実行すると、全体の要約や重要なポイントをChatGPTに整理してもらう、という流れだ。

さらに、これまで設定していなかったApple IntelligenceのChatGPT拡張も有効にした。設定すると、Siriや作文ツールなどのApple Intelligence機能から、必要に応じてChatGPTを利用できるようになる。

仕組みとしては面白い。ただ今回自分が本当にやりたいこととは少し違った。メモを保存するたびに、すべて要約したいわけじゃない。まずは雑に残したい。必要になったときだけ、あとからAIへ渡したい。

便利な機能でも、自分の目的と合わなければ無理に使う必要はない。設定してみたことで、逆に自分が求めているものがはっきりした。

この記事で扱っていること

最先端のAIツールではなく、iPhoneの純正メモ・ショートカット・アクションボタンという、以前から手元にあった道具を育て直した日です。

きれいに整理する前の「雑な入口」が必要だと気づき、新しいツールへ移行するより、使い慣れた道具を自分に合う形へ変える方向に切り替えました。

  • きれいに整理する前の「雑な入口」が必要だった
  • 使い慣れていること自体が、大きな価値だった
  • メモへの保存をショートカットにし、ChatGPTへ渡す流れも作る
  • (note有料部分)アクションボタンに割り当てた動きと、効率化の目的の置き方

この記事の重要ポイント

  • きちんと整理するほどではない、一瞬だけ思いついた言葉を残す場面ではメモが一番早い
  • 新しいツールへ無理に移行するのではなく、使い慣れたメモアプリを自分に合う形へ育てる
  • 便利な機能でも、自分の目的と合わなければ無理に使う必要はない

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