Day49|6割で出してみると、次に直すべき場所が見えてくる

2026年7月17日の記録

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6割で形にすると、残り4割の正体が見える。


100日チャレンジ49日目。今日は昨日Claudeで作ったブログ記事を、実際にWordPressへ貼り付けてみた。

昨日の段階では「音声で話した内容から、店舗ブログの完成直前まで作れる」という流れが見えていた。ただ画面上で記事が完成していても、実際のWordPressで使えるとは限らない。

見出しは正しく反映されるのか。リンクは機能するのか。吹き出しは設定どおりに出るのか。今日はそれを確かめる日だった。

結果として最初の試作としてはかなり良いところまで進んだ。同時に、実際に使ったからこそ次に整えるべき部分もはっきり見えてきた。

昨日作った記事を、翌日にそのまま試してみた

今日はClaudeで作成したブログ本文をWordPressへ貼り付けた。

今回の記事には、記事タイトル、導入文、見出し、吹き出しの会話文、関連ページへのリンク、画像や図解の挿入案、まとめ、導線まで組み込んである。

WordPressへ貼り付けてみると、見出しは想定どおり反映された。文章の構成も大きく崩れていない。

WordPressのブロックエディターは、段落や見出し、画像などを独立したブロックとして扱う仕組みだ。今回はその構造を意識して記事を作ったことで、貼り付け後も比較的整った状態を保てた。

すべてが完成したわけじゃない。それでも「AIが作った文章を、そのままWordPressへ持っていく」という最初のテストとしては、十分に使える状態だった。

一番感動したのは、リンクがそのまま入ったこと

今回、特に良かったのがリンクだ。

昨日の記事作成時に、Ponoのオリジナルシャンプーを紹介しているLPのURLをClaudeへ渡して「記事の目的を邪魔しない位置に、自然な形でリンクを組み込んでほしい」と依頼した。

WordPressへ貼り付けて確認すると、リンクはきちんと埋め込まれていた。これは思っていた以上に便利だった。

これまでは記事を作ってWordPressへ貼って、関連ページを探してリンクをコピーして設定する、という作業を公開前に一つずつ行っていた。一回の作業は小さくても、記事が増えるほど手間になる。

今回は記事を作る段階でリンク先まで渡していたため、貼り付け後に設定し直す必要がなかった。記事作成だけじゃなくて、公開前の細かな作業まで先回りできると分かったことは大きな収穫だった。

吹き出しは、そのままでは完成しなかった

一方でうまくいかなかった部分もある。吹き出しだ。

Ponoのブログでは、あらかじめキャラクターや色を設定した吹き出しセットを使っている。Claudeが作った記事にも会話文は入っていたけど、WordPressへ貼り付けたときに、普段使っている吹き出しセットがそのまま呼び出されたわけじゃなかった。

そこで今回は、Claudeが作った吹き出し部分を確認して、WordPress側で既存の吹き出しセットを呼び出して、会話文だけをコピーして貼り付ける、という作業を手動で行った。

SWELLでは、アイコン画像・色・形などを一つの吹き出しセットとして登録し、記事内で呼び出せる。作業自体はそれほど大変じゃない。ただ週に何本も記事を作るなら、この小さな工程もなくしたいところだ。

AIが吹き出しを間違えたのではなく、ルールが足りなかった

今回の吹き出しの問題は、Claudeの精度が低かったからじゃない。

こちらがどの吹き出しセットを使うのか、左右どちらに配置するのか、どのキャラクターを話し手にするのかを、再利用できるルールとして登録していなかったからだ。

Claudeから見れば「記事に吹き出しを入れる」という目的は達成している。ただPonoのWordPressにおける正解までは伝わっていない。

これは人に仕事をお願いするときも同じだ。「吹き出しを入れてください」だけでは、どのデザインを選ぶかは相手に委ねることになる。「Ponoスタッフの登録済み吹き出しを使い、序盤は左、中盤は右へ配置する」まで伝えて、初めて求めている形に近づく。

今回のテストによって、ブログ記事作成ルールへ追加すべき情報が具体的に分かった。

次に登録したい吹き出しのルール

今後は毎回説明しなくても済むように、ブログ作成ルールへ次の内容を追加したい。

使用するキャラクターはPonoスタッフとして登録している吹き出しセット。使用する場面は序盤で読者の疑問を代弁して、中盤で美容師側から補足説明をする。

会話の役割は、ただ文章を分割するためじゃなくて、読者が感じている疑問やよくある勘違い、覚えてほしい注意点を伝えるために使う。配置は同じ側へ連続させず、会話の流れが分かるように左右を切り替える。文章量は一つの吹き出しに長文を詰め込まず、スマホで読みやすい長さにする。

このルールをClaudeのProjectやSkillへ登録できれば「吹き出しを入れて」という曖昧な指示ではなく、Ponoのブログで使える吹き出しを配置するというところまで自動化できる。

画像は、まだ「構成案」で止まっている

今回の記事には画像や図解の挿入位置も入っている。ただし実際の画像はまだ作っていない。

今の状態では「この見出しのあとにシャンプー中のイメージ画像」「洗浄力の違いを説明する図解」といった構成案が入っているだけだ。

これでもあとから画像を作るときには役立つ。記事のどこに何を入れるかを、もう一度考え直す必要がないからだ。ただ目指しているのはその先。記事本文を作って、必要な画像を判断して、図解の内容を作って、画像を生成して、WordPressへ挿入する。ここまで一つの流れにしたい。

今日は本文の確認を優先したため画像生成までは進めなかった。でも文章の貼り付けが問題なくできると分かったことで、次は画像部分へ進める。

最初から完璧に設定しなくてよかった

今回のブログ作成フローはまだ完成していない。吹き出しは手動、画像も未生成、SWELLの細かな装飾もこれから、WordPressへの自動投稿も未設定だ。

完成度でいえば、まだ6割から7割くらいだと思う。

それでも実際にWordPressへ貼ってみたことで、すでに使える部分、手動作業が必要な部分、AIへ追加で教えるべき部分が明確になった。

もしすべての設定が完成するまでテストを待っていたら、この問題にはまだ気づいていなかったと思う。吹き出しのIDや登録セット、リンクの入り方、見出しの反映、画像の不足。これらは実際に使って初めて見えた。

6割でも形にすると、改善が始まる

最近AIワークスペースを作りながら何度も感じていることがある。考えているだけでは問題点は見えない。形にして初めて「ここが違う」「これは使える」と判断できる。

今回の記事も、Claude上で完成したときにはかなり良く見えた。でもWordPressへ入れると吹き出しの違いが目立った。逆にリンクは想像以上にうまく機能した。

つまり頭の中で想像していた評価と、実際に使った評価は違う。だから完成度が低くても一度外へ出す。そして実際の環境で動かす。その方が次の改善は早くなる。

6割で出すことは妥協じゃない。改善を始めるための最初の提出だ。

昨日考えたことを、今日試せた

今日はもう一つ自分の中で良かったことがある。昨日思いついた流れを、翌日に実際に試せたことだ。

以前であれば「これができたら便利そう」と考えたあと、設定方法を調べて全体像を作って完璧な形を考えているうちに時間が経っていたかもしれない。

今回は違った。昨日記事を作って、今日WordPressへ入れて、問題点を確認して、次に直す内容を決める。この周期で動けた。

一つのアイデアを翌日に実行する。小さいことだけど、この速度はかなり重要だと思っている。AIを使うことで、考えたものを形にするまでの時間は短くなっている。だからこそ使う側も「もっと整ってから」と待つのではなく、まず動かして確かめる習慣を持つ必要がある。


今回のブログ記事は、まだ公開できる完成形じゃない。画像を入れて、吹き出しを整えて、装飾を加えて、内容を最終確認する。そうした作業は残っている。

でも昨日まで存在しなかった記事が、今日はWordPressの中にある。見出しとリンクは機能して、本文もある程度整っている。ゼロじゃない。改善できる対象がある。

完成していないものは直せる。しかし頭の中にしかないものは直しようがない。だからこれからは、完璧なものを一つ作ることより、改善できるものを早く作ることを意識したい。

次は、使用する吹き出しセットをルール化して、キャラクターと配置を固定して、画像と図解を生成して、SWELLの装飾ルールを整えて、WordPressへの下書き作成を自動化する、という順番で進める。

昨日は音声からブログを作れる可能性が見えた日。今日はそのブログを実際のWordPressで動かした日。一つずつだけど、現場の会話から記事が生まれる仕組みが現実のものになり始めている。

考えたら、なるべく翌日に試す。完成度が低くても、一度形にする。その繰り返しで、これからも実行の速度を上げていきたいと思う。