2026年7月16日の記録
ブログのネタは、探しにいくものじゃない。
毎日の仕事の中で、すでに話している。
100日チャレンジ48日目。今日はいつもの記事制作とは少し違う流れを試した。
きっかけはサロンワーク中のお客様との会話だった。シャンプーについて話していたのだけど、以前からよく相談される内容でもあり「これは目の前のお客様だけじゃなく、同じことで悩んでいる人にも役立つかもしれない」と思った。
そこで内容を忘れないうちに音声入力で記録した。
いつもなら音声入力してChatGPTで構成を作ってClaudeで文章を整える、という流れだった。でも今回はPonoの情報を蓄積しているClaude側から、そのままブログ記事を作れないか試してみた。
ブログのネタは、すでに現場にある
美容室で働いていると、お客様から毎日のように質問を受ける。シャンプーの選び方、洗い方、乾かし方、縮毛矯正後のケア。美容師にとっては日常的な内容でも、お客様にとっては分からないことばかりだ。
そして一人のお客様から出た質問は、その人だけの疑問とは限らない。同じことを感じていても質問できずにいる人もいる。
今日のシャンプーの話もそうだった。もともとブログ用に用意したテーマじゃない。SEOキーワードから逆算した企画でもない。目の前のお客様との会話から生まれた内容だ。
でもだからこそ価値があると思った。実際の悩みから生まれた話には、お客様がどこで迷うのか、何を誤解しやすいのか、美容師側の常識とお客様の認識がどこでズレるのか、が含まれている。これはネット上の情報をまとめただけでは作りにくいものだ。
現場の会話そのものが一次情報になる。そう考えると、ブログのネタを探しにいく必要はない。毎日のサロンワークの中に、すでに大量の素材がある。
覚えているうちに、音声で残す
問題は、その会話をあとから思い出せるかどうかだ。
営業中に「これは記事にできそう」と思っても、夜になると細かな言い回しや話の流れを忘れてしまう。そこで今日は覚えているうちに音声で入力した。
完成した文章を話す必要はない。お客様から何を聞かれたのか、自分はどう答えたのか、なぜそう考えているのか、を思い出した順番で話した。
音声入力なら文章の構成を考えながらキーボードを打つ必要がない。まず中身を外へ出せる。文章として整えるのは、あとからAIに任せればいい。
以前は「記事を書く時間」を確保しなければ発信できなかった。でもこの流れが完成すれば、接客で話したことを数分間しゃべるだけで記事制作を開始できるようになる。ブログ作成の起点が「書く」から「話す」へ変わり始めている。
今回は、Claude側で最初から記事を作ってみた
これまでは最初の壁打ちや構成作成をChatGPTで行って、最後のブラッシュアップをClaudeへ任せることが多かった。
ただ最近はClaude Codeを使ってPonoのAIワークスペースを構築している。そこにはPonoの考え方、カウンセリング方針、技術判断、メニュー、薬剤、接客で大切にしていることなどを少しずつ蓄積している。
それなら最初からPonoの情報を参照できる環境で記事を作った方が効率的ではないか。そう考えた。
実際にやってみると、普段ChatGPTで行っているようなテーマの整理、読者の設定、構成の調整、表現のブラッシュアップまで、Claude上で進めることができた。
正直、やり取りのしやすさは慣れているChatGPTの方がまだ上だ。次に何を聞くか、どこを直すか、この流れはこれまで多く使ってきた分ChatGPTの方が自然に進められる。
それでもPonoの情報を活かして店舗ブログを作るという目的では、Claude側で完結させるメリットも感じた。大切なのはどちらか一つに統一することじゃなくて、記事の種類と必要な情報によって作成場所を選ぶことだと思う。
記事を作ったことで、ナレッジの不足が見つかった
今回の記事では、シャンプーの成分にも少し触れる必要があった。そこでPonoのオリジナルシャンプーと比較できるか確認した。
すると主成分についての情報は出てきたけど、全成分は出てこなかった。
以前、シャンプーの写真を共有したとき「すべての成分を登録する必要はないだろう」と判断して、主要な成分だけをナレッジへ残していたことを思い出した。当時の目的ではそれで十分だった。
でも今回は成分を細かく比較したり、処方の意図を考えたりする記事を作ろうとしている。その用途では全成分が必要になる可能性がある。
つまり登録時の判断が間違っていたわけじゃない。使い方が増えたことで、必要な情報も変わったということだ。
先にすべてのナレッジを完璧にしようとしても、何が必要かは分からない。実際に使う、不足が見つかる、必要な情報を追加する、もう一度使う。この繰り返しで実務に合ったナレッジへ育っていく。
今日の記事作成はブログを一本作っただけじゃない。PonoのAIワークスペースに何が足りていないかを確認するテストにもなった。
記事の目的と、商品紹介を混ぜない
成分の話をしていると、ClaudeからPonoのオリジナルシャンプーについても記事内で詳しく説明する案が出た。
ただ今回は商品をおすすめする記事じゃない。テーマはシャンプーの仕方や自分に合う商品の選び方だ。
ここでオリジナルシャンプーの説明を長くすると、読者にとっては「結局、商品を売るための記事だったのか」と見える可能性がある。
そこで本文では読者の悩みを解決することを優先して、Ponoのシャンプーについて詳しく知りたい人だけが既存のLPへ移動できる形にした。
ブログは疑問に答えて信頼を作る。LPは商品の特徴を詳しく伝える。予約ページは行動へつなげる。それぞれを分けた方が読み手にも分かりやすくなる。
今日はClaudeへLPのURLを渡して、文章の流れを壊さない位置にリンクを組み込んでもらった。
この記事で扱っていること
サロンワーク中のお客様との会話をきっかけに、忘れないうちに音声で記録し、そこからブログ記事を作る流れを試した日です。
いつものChatGPT→Claudeではなく、Ponoの情報を蓄積しているClaude側から直接記事を作れないか試しました。
- ブログのネタは、探しにいかなくても現場にある
- 覚えているうちに、音声で残す
- 記事の目的と商品紹介を混ぜない(ブログ・LP・予約ページの役割を分ける)
- (note有料部分)WordPressへ貼れる状態まで作る工程と、「記事が生まれる流れ」の設計
この記事の重要ポイント
- ブログのネタを探しにいく必要はない。毎日の仕事の中ですでに話している
- 完成した文章を話す必要はない。音声入力なら構成を考えながらキーボードを打つ必要がない
- ブログは疑問に答えて信頼を作る、LPは商品の特徴を伝える、予約ページは行動へつなげる
この記事の後半は、noteの有料エリアです。
初出:note「DAY48|ブログは「書く」から「話す」へ」