2026年7月13日の記録
良い道具とは、高機能なものではない。
自分の仕事の中で、役割が決まっているものだ。
100日チャレンジ44日目。今日は移動が多く、まとまった作業時間はそれほど取れなかった。
その代わりに移動中や空いた時間を使って、音声記録ツールの検討やGPT LiveとGemini Liveの使い分け整理、ClaudeのAIワークスペース構築などを進めた。
一見するといろいろなことに手を出した一日に見える。でも振り返ってみると共通していたのは、何を使うかよりも、それぞれに何を任せるかを考えていたということだった。
AIも道具も、増やせば便利になるわけじゃない。自分の仕事の中での役割が決まって、初めて価値を発揮する。今日はそのことを改めて感じた一日だった。
欲しいものが増えたのではなく、必要なものが見えるようになった
最近、仕事環境を整えるための道具をよく調べている。
AIを使う時間が増えて、MacBookを開く機会も多くなった。音声入力、長時間のPC作業、移動中のインプット、カフェでの作業。こうした働き方が増えたことで「何があると便利か」じゃなくて「今の自分の仕事を止めているものは何か」が少しずつ見えるようになってきた。
先日買い替えたAirPods Proも、その一つだ。以前なら「まだ使えるから買わなくてもいいか」と考えていたと思う。でも今は音声入力やAIとの会話が仕事の一部になっている。マイク性能やノイズキャンセリングの差は、そのまま仕事の集中力や入力速度に影響する。だから単なるイヤホンじゃなくて、仕事道具として判断できた。
物欲が増えたというより、自分に必要な環境が具体的になったという方が近い気がする。
PLAUD NOTE PROを調べて、いったん買わないと決めた
今日は音声記録用のデバイスとしてPLAUD NOTE PROも検討した。
薄型でスマートフォンへ磁力で取り付けられ、会議や会話を録音して文字起こしや要約へつなげられるAIボイスレコーダーだ。使い方を想像すると、かなり便利そうだった。
ただ今すぐ必要かと考えると、少し違った。
自分が今最も改善したいのは「会話を録音して後からまとめること」というより、日常の入力速度を上げることだ。そこで以前から気になっていたAqua Voiceと比較した。
Aqua Voiceは、話した内容をリアルタイムで整えながら様々なアプリへ直接入力するための音声入力ツールだ。
用途はまったく違う。PLAUD NOTE PROは会話や出来事を記録する道具、Aqua Voiceは考えたことをその場で入力する道具。どちらが優れているかじゃない。今の自分に必要なのはどちらか。そう考えると優先順位はAqua Voiceだった。
PLAUD NOTE PROを否定したわけじゃない。今は買わない。ただそれだけだ。
以前なら「セールだから」という理由で買っていたかもしれない。でも今は、安いかどうかじゃなくて、今のボトルネックを解消するかで判断できるようになってきた。
AIも、使い分けを言葉にすると迷わなくなる
昨日、GPT LiveとGemini Liveを両方試した。実際に触ったことで、それぞれの得意な場面が少しずつ見えてきた。
GPT Liveは壁打ちや考えの整理、移動中の会話といった使い方に向いている。一方Gemini Liveはスマートフォンの画面を共有したり、カメラで現物を見せたりする場面で使いやすい。
どちらが上という話じゃない。何を考えたいのか、何を見せたいのか。それによって使うAIが変わる。
今日はこの違いを資料として整理した。一度言葉にしておけば、次に迷ったときにすぐ判断できる。学ぶ、試す、整理する、発信する。少しずつこの流れも型になり始めている。
不具合で止まったことで、別の方法が見つかった
今日はClaudeの作業を進めるためにChatGPTのデスクトップアプリを開こうとしたら、なぜかログインできなかった。
何度か試して、それでも直らない。最終的にはChatGPT側の一時的な不具合だと分かって、Chromeではログインできたのでブラウザ版で続けることにした。
これまではChatGPTのデスクトップアプリでスクリーンショットを撮って、そのまま状況を確認してもらう流れが効率的だった。ブラウザ版では同じように進めにくかったので、最初はスクリーンショットを保存する方法を使った。
でも途中で気づいた。テキストをそのままコピーすればいい。長い文章はスクリーンショットでは収まらないし、文字が小さくなれば読み取りにくくなる。テキストなら情報が欠けない。結果的に内容によってはスクリーンショットより確実だった。
不具合でいつもの流れが使えなくなったことで、別の方法を試すことになった。そしてその方法にも利点があると分かった。最適な方法は一つじゃない。環境によって切り替えられる方が、仕事は止まりにくくなる。
この記事で扱っていること
移動が多くまとまった作業時間が取れない中で、音声記録ツールの検討やGPT LiveとGemini Liveの使い分け整理、ClaudeのAIワークスペース構築を進めた日です。
共通していたのは「何を使うか」より「それぞれに何を任せるか」を考えていたことでした。
- PLAUD NOTE PROを調べて、いったん買わないと決める
- AIも、使い分けを言葉にすると迷わなくなる
- 不具合で止まったことで、別の方法が見つかった
- (note有料部分)ClaudeとCodexの役割分担と、レビューまでを一つの工程にする考え方
この記事の重要ポイント
- 欲しいものが増えたのではなく、必要なものが見えるようになった
- 何を使うかよりも、それぞれに何を任せるかを考えていた
- 最適な方法は一つじゃない。環境によって切り替えられる方が、仕事は止まりにくくなる
この記事の後半は、noteの有料エリアです。
初出:note「DAY44|道具を増やす前に、「役割」を決める」