2026年8月28日の記録
量を出せるようになったら、次は「良い例」を蓄積する。
100日チャレンジ、91日目。今日も昨日に引き続き、ほとんどPCを触れない1日だった。
2日連続になるけど、昨日はかなり意識的にAIやPCから離れる時間にしたので、今日は完全に何もしないのではなく、スマホでも進めやすいことを中心に少し動かした。
今日のメインは、SNS投稿の「量」ではなく「質」を上げること。
ここまで、まずは発信を止めないことを優先してきた。X、Threads、LINE、Googleビジネスプロフィール。ブログを元データにしながら、各媒体へ展開する仕組みも少しずつできてきた。「投稿を作る」というところまでは、かなり速くなったと思う。
だから次は、AIが作った投稿を、どこまで自分の言葉に近づけられるか。そこに少し時間を使うことにした。
まず「出せる状態」を作ってきた
ここ最近、SNS運用についてはとにかく止めないことを優先してきた。最初から100点を狙うと、投稿するまでに時間がかかる。だから70点、80点、ある程度伝われば、まず出す。その代わり投稿数を増やしながら型を見つけていく。この進め方をしてきた。
結果として「ブログ記事を渡せば投稿案が出る」「未使用の記事から自動で選ぶ」「同じテーマが続かないようにする」といった仕組みまで作ることができた。ここはかなり大きかったと思う。投稿すること自体へのハードルは、かなり下がった。
ただ、AIの文章は少しずつ似てくる
運用を続けていると、別の問題が見えてきた。それが、投稿がワンパターンになりやすいことだ。
もちろん参考にしているアカウントはある。投稿の構成も学習させている。文章のルールもある。それでもAIに同じような依頼を繰り返していると、冒頭の入り方、言葉の選び方、文章のリズム、少しずつ似てくる。
内容自体は間違っていない。でも「これ、自分だったらこう言わないな」という違和感が残ることがある。投稿数が少ないうちは、それでもあまり気にならなかった。ただ発信量が増えるほど、その微妙な違いが気になるようになってきた。
だから、AIに「正解」を教えることにした
今日は、AIが出した投稿をそのまま使うのではなく、一度自分で直すことにした。言葉を変える、文章の順番を変える、余計な説明を削る、自分ならどう伝えるかを考える。
そして重要なのは、直して終わりにしないこと。自分が直した投稿を、今後の参考例として残す。これを繰り返していく。
たとえばAIが10投稿作る。そのうち「これはかなり自分らしい」と思ったものを残す。逆に「内容は合っているけど、こう直した方がいい」という投稿は自分で修正して、それも残す。
すると、AI側には少しずつ「この人は、こういう言い方をする」という事例が増えていく。ルールだけで教えるのではなく、実際の完成例で教える。今後はこの方法の方が、投稿の質を上げやすいのではないかと思っている。
「こう書いて」より、「これを参考にして」の方が強い
AIを使い始めた頃は「もっと自然に」「AIっぽくしないで」という指示を出すことも多かった。ただ「自分らしい」の基準はAIには分からない。自分の中でも、言葉で完全に説明するのは難しい。
だったら実際に自分が直した文章を見せた方が早い。この文章のテンポ、このくらいの長さ、こういう言葉は使う、こういう言い回しは使わない。完成形を複数残せば、抽象的な指示よりも具体的な判断材料になる。
これはSNSだけじゃなく、他のAI活用にも共通する気がする。AIに「うまくやって」と伝えるより、自分にとっての”うまくいった例”を貯める。その方が再現性は高い。
量を出したからこそ、質の改善点が見えてきた
これは、最初から質を追求していたら分からなかったと思う。実際に投稿してみて数を出す。同じ仕組みを何度も使う。すると「ここが気になる」「この入り方が続いている」といったパターンが見える。
だから、今のタイミングで質へ切り替えるのは自然な流れだと思う。量と質は、どちらか一方ではない。まず量を出して型を作る。その後、型の中身を磨く。自分の場合は、今がちょうどそのタイミングなのかもしれない。
91日目で、「8割で出す」の役割が終わり始めた
ここまでの100日チャレンジでは「まず8割で出す」という考え方がかなり役立った。完璧を狙いすぎない。一旦出す。実際に使う。そこから修正する。この考え方があったから、記事もSNSもマニュアルもかなりの数を作ることができた。
ただ8割で出すこと自体が目的ではない。8割で出すのは、改善するための材料を早く集めるためだ。その材料が十分に集まってきたなら、次は9割へ持っていく。今のSNS運用は、まさにその段階に入ってきたと思う。
Yahoo広告も、今日は「数字を見る日」
そして今日は、以前リマインドを設定していたYahoo広告の確認日でもあった。ちゃんとリマインドが来たので、そのまま数字を確認。キーワードごとの反応を見た。
現状では、キーワード選定そのものが大きくズレている感じはなさそうだった。ここは一旦安心した。
ただ広告管理画面だけでは分からないこともある。実際にサイトへ来た人がどこまで読んだのか、どのページへ移動したのか、予約ページをクリックしたのか。こうした部分まで確認しないと、広告の良し悪しは判断できない。
次はGoogle Analytics側を深く見る
なので明日はGoogle Analytics側をもう少し詳しく見る予定だ。Yahoo広告から来た人が、サイト内でどう動いているのか。実際のコンバージョンがどれくらい発生しているのか。広告管理画面との数字にズレがないか。ここを確認する。
もし計測そのものにズレがあれば、その数字を前提に広告を改善しても意味がない。だから施策を変える前に、まず計測が正しいかを確認する。ここは最近かなり意識するようになった。
以前なら、数字が悪ければすぐキーワードを変えたり広告を触ったりしていたかもしれない。今は「この数字は本当に正しいのか?」を一度確認してから動く。少しずつだけど、広告運用の見方も変わってきた。
PCを触れない日でも、改善はできる
昨日と今日、2日連続でPC作業がほとんどできていない。でも振り返ると、完全に止まっているわけではない。
昨日は少しAIから離れて、経営について考える時間にした。今日はSNS投稿の質を見直し、広告の数字を確認した。つまり「作る」以外にも前に進む方法はある。
毎日記事を書かなくてもいい。毎日新しいSkillを作らなくてもいい。既存のものを見直す、精度を上げる、数字を見る、次の改善ポイントを決める。これも十分、積み上げだと思う。
100日チャレンジも残り9日。ここまで来て、最初の頃とはかなりやっていることが変わった。
最初は「AIで何ができる?」だった。次に「どうすれば速く作れる?」になった。そこから「どうすれば自動で回る?」になった。そして今は「どうすれば、自分らしさや精度を落とさずに回せる?」を考えている。
自動化や効率化が進むほど、最後に重要になるのは人間側の判断なのかもしれない。AIが大量に文章を作れるからこそ、何を残すのか、どう直すのか、何を「自分らしい」と判断するのか。そこは自分で決める必要がある。
AIに毎回細かな指示をするだけじゃなく、自分が直した文章、実際に投稿してしっくりきた文章、反応が良かった文章。そうした完成例を少しずつ残していく。するとAIは「何を書けばいいか」だけじゃなく「どう書けば自分らしくなるか」まで学びやすくなる。
まず量を出す。そこから良いものを選ぶ。直す。残す。次に使う。
91日目。100日チャレンジもいよいよ最後の10日を切った。ここからは、作るスピードをさらに上げるというより、ここまで作ってきた仕組みの”質”をどこまで上げられるか。そこを意識して、残り9日を進めていきたい。
初出:note「DAY91|「量を出す」から、「自分の言葉に近づける」フェーズへ」