2026年7月28日の記録
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行動量を増やしたければ、先に「量を処理できる仕組み」を作る。
100日チャレンジ59日目。昨日まで「今日の3つ」として設定していたリマインダーを、今日は試しに「今日の5つ」に増やしてみた。
少し前ならタスクを増やすこと自体に慎重になっていたと思う。でも今は、トークマニュアル作成の流れがかなり整ってきた。その結果、今日は予定していた以上に進めることができた。
「頑張って量を増やす」というより、仕組みが整ったことで自然と処理できる量が増えてきた。今日はそんな変化を感じた1日だった。
「今日の3つ」を「今日の5つ」にしてみた
ここ最近、iPhoneのリマインダーに「今日の3つ」を設定している。その日に絶対進めたいことを絞って、ホーム画面から常に見える状態にする。終わったら、その場でチェックする。
かなり単純だけど、自分にはこれが合っていた。今日は作業スピードが上がってきた感覚があったので、試しに3つから5つへ増やしてみた。
ただ重要なのは「5個やること」じゃない。やることを具体的な行動まで落として、目に見える場所に置いておくことだ。
目標設定の研究でも、曖昧な目標より具体的な目標の方が行動を方向づけやすく、短期目標は長期目標へ進むためにも活用できるとされているらしい。自分の場合も「マニュアルを進める」ではなく「音声を3本収録する」くらいまで具体化した方が動きやすい。最近はこの小さな違いをかなり実感している。
3本の予定が、5本まで収録できた
今日のタスクのひとつは、トークマニュアル用の音声を3本収録すること。資料作成のスピードが上がったことで、今度は元になる音声のストックがなくなってきたからだ。
これまでは、音声を録って内容を整理して資料化するという工程そのものが重かった。でもここ数日で流れをかなり整えてきた。
その結果、今日は3本の予定だった音声を、そのまま勢いに乗って5本まで収録。さらにトークマニュアルの05・06の資料作成まで完了した。少し前と比べると、明らかに進む量が変わっている。
速くなった理由は、AIが進化したからだけではない
もちろんAIの性能が上がっている影響はある。ただ今回のスピードアップは、それだけではないと思っている。
ここまで、音声原文を残して、スプレッドシートへ整理して、必要な情報をAIへ渡して、決めたフォーマットで資料化して確認・修正する、という流れを何度も調整してきた。
つまり速くなったのは「作業そのもの」より「作業に入るまでの迷い」が減ったからだと思う。
心理学では「いつ・どこで・どう行動するか」を具体化する実行意図という考え方がある。研究でも、目標だけを持つより「この状況になったら、この行動をする」という形まで決めておくことで、行動開始を促しやすくなることが示されているらしい。
最近やっていることも、かなりこれに近い気がする。考えてから動く回数を減らす。これだけでも毎日の処理量はかなり変わる。
SNSも「頑張る」ではなく「積み上げを見える化する」
もうひとつ、今日はNotionに新しいデータベースを作った。「SNS更新リスト」だ。
SNSはずっと続けているけど、媒体によって更新頻度がかなりバラバラになりやすい。Instagramを続けていたと思ったらXが止まる。noteを書いていたら別のSNSが空いてしまう。
そこで「もっと投稿しよう」と考えるのではなく、まずどれだけ投稿しているのかを見えるようにすることにした。
発想の元になったのは、今かなり活用できている「積み上げリスト」だ。その日やったことを簡単に記録しているだけだけど「今週これだけ進んだ」ということが見える。これが自分には結構効いている。
進捗を記録・モニタリングすることが目標達成を後押しするという研究もあるらしく、進捗確認を促すことが目標達成の可能性を高め、記録や報告を伴う場合には効果がさらに大きい傾向が示されているそうだ。だからSNSも同じようにしてみることにした。
最初から完璧なデータベースにはしない
SNS更新リストは今のところかなりシンプルだ。まずは「何を、どれくらい更新したのか」が後から集計できればいい。最初から高度な分析を入れたり、複雑なダッシュボードを作ったりするつもりはない。
実際に使ってみて、更新頻度が上がるのか。まずはここを見たい。効果がありそうなら、そこから分析項目やビューを追加していく。
最近はこういう作り方の方が自分には合っている気がする。完璧な仕組みを作ってから始めるのではなく、最低限で動かして使って、必要な部分だけ改善する。AIを使うようになってから、このサイクルはかなり速くなった。
Day59で感じた「量」の意味の変化
少し前までは、作業量を増やそうとすると「もっと時間を作らないと」「もっと頑張らないと」という発想になっていた。
でも今は少し違う。量を増やす前に、量を処理できる仕組みを作る。
今日5本収録できたのも、05・06まで資料化できたのも、急に集中力が上がったわけじゃない。ここ数日かけて作ってきた流れが、ようやく回り始めただけだ。
SNSについても同じだ。「投稿を増やそう」と気合いを入れるのではなく、更新したものが積み上がって見える環境を作ってみる。
環境や状況の手がかりが習慣的な行動を支えるという行動科学の考え方から見ても、意志力だけに頼らず、行動しやすい環境を設計することには意味があるらしい。
行動量を増やしたければ、先に「量を処理できる仕組み」を作る。
今日の3つを5つにする。音声3本の予定が5本になる。資料が05、06まで進む。SNSの更新も、感覚ではなく記録できるようにする。
一つひとつは小さな変化だ。でも以前のように毎回ゼロから考えて動いているわけじゃない。仕組みの上に次の行動を乗せられるようになってきた。
ここからは「もっと頑張る」ではなく、今できている流れをどこまで再現可能な仕組みに変えられるか。そこを意識して進めていきたいと思う。