Day69|大きく進めない日にも、仕組みは少しずつ強くなる

2026年8月6日の記録

大きく進めない日にも、次の行動を軽くする仕事はできる。


今日は、1日を通してPCを触れる日ではなかった。

そのため、まとまった制作作業を進めるというよりも、スマホでできることや、すでに作ったものの細かな調整を中心に動いた。

今日進めたのは、トークマニュアルの音声を2本収録、SNS専用ページの見直し、動線確認、文章や表示の細かな調整、遷移先ページの確認、動画や記事からのインプットだ。

こうして並べると、何か大きな成果物を完成させた日ではない。ただ最近は、こういう日も必要だと感じている。作る日だけじゃなく、作ったものを使いやすく整える日。目に見える進捗は小さくても、次に動くときの迷いや手戻りを減らす仕事はできた。

PCを使えないなら、工程を前後させればいい

以前であれば、PCを触れない日は「今日はあまり進められない」と考えていたと思う。トークマニュアルの資料作成、WordPressの編集、ページ構成の修正。こうした作業の多くは、PCがある方が圧倒的に進めやすいからだ。

ただ今は、作業を一つの塊として考えなくなった。トークマニュアルなら、テーマを決めて、音声を収録して、原文を保存して、内容を整理して、スライド化して、修正して、PDFへまとめて、スタッフへ共有する、という複数の工程がある。

今日はPCを使えない。それなら先に音声を作っておけばいい。そこで今日は、トークマニュアル用の音声を2本収録した。次にPCを使えるときには、音声収録から始める必要がない。すぐ資料化へ進める。

環境に合わせて仕事を止めるのではなく、進められる工程へ入れ替える。最近はこの切り替えがかなり自然にできるようになった。

SNS専用ページを、もう一度読者側から確認した

もう一つ進めたのが、SNS専用ページのブラッシュアップだ。

以前作成した、SNSから訪問した人向けの専用ページ。通常のブログ一覧とは別に、髪のうねりやくせ毛、広がりやボリューム、ダメージやパサつき、白髪やエイジングといった悩みから、自分に関係する記事を選べる構成にしている。

ページの大枠や記事の振り分けは、すでに完成している。今日はそこを改めてスマホから確認した。

最初に何が目に入るか、文章量が多すぎないか、どこを押せばよいか迷わないか、ボタンやリンクの遷移先が正しいか。こうした細かな部分だ。

作っている途中は、ページの構造や実装に意識が向く。でも完成したあとは、一度制作側の視点を外し、初めて訪れた人にはどう見えるかで確認する必要がある。

リンクがあることと、迷わず進めることは違う

ページ内には、記事へ進むリンクがある。それぞれのリンクも正常に動いている。

ただしリンクが設置されていて、正しいページへ遷移する。それだけで使いやすいページになるわけじゃない。読者が見たときに「これは自分の悩みに関係する記事だ」「次はここを押せばいい」と理解できなければ、リンクは使われない。

Googleは内部リンクについて、リンク先が分かる簡潔で関連性の高いアンカーテキストを使うことや、重要なページへ関連ページからリンクすることを推奨している。内部リンクは検索エンジンのためだけじゃなく、人がページ同士の関係を理解するためにも機能する。

今回も単に記事を並べるのではなく「どんな悩みを持つ人が、どの記事へ進むのか」が分かる表示にすることを意識した。

ページは完成後に、初めて改善点が見える

SNS専用ページは、すでに一度完成している。記事の振り分けも行い、遷移テストも済ませた。それでも実際に使う前提で見直すと、細かな違和感が出てくる。

文章が少し長い。ボタンが続いて見える。同じ意味に見えるカテゴリーがある。こうした問題は、制作中には見えにくいものだ。全体を完成させて初めて「ここはもう少し短くした方がいい」と判断できる。

Google広告の公式案内でも、ランディングページは一度作って終わりではなく、実際のパフォーマンスやユーザーの行動を継続的に確認することが重要だと説明されている。

SNS専用ページは、広告専用のLPではない。ただSNSから来た人が最初に触れる入口という意味では、同じように定期的な見直しが必要だ。

大きく変更する前に、細かな違和感を消しておく

今日の修正は、大幅なリニューアルじゃない。ページ全体の構成を変えたわけでも、新しい機能を追加したわけでもない。細かな表現、余白、見出し、リンク先、読む順番。こうした部分を確認した。

一つひとつは小さな修正だ。ただ小さな違和感が複数重なると、ページ全体が分かりにくくなる。逆に大きな仕組みが変わらなくても、迷う要素を少しずつ減らせば使いやすさは上がる。

情報設計では、ページの中身をただ配置するのではなく、情報を構造化し、適切なラベルを付け、利用者が必要な情報へ到達しやすくすることが重要だとされている。

今日やったことも、新しいページを増やす作業じゃない。すでにあるページを、より迷わず使える入口へ近づける作業だった。

インプット中心の日も、次の行動へつなげる

今日は、動画や記事を見る時間も比較的多かった。AI、広告、発信、Webサイト、習慣。いくつかの分野について情報を入れた。

以前は、インプットをしただけでも「今日は勉強できた」という感覚があった。もちろん知識を入れることは必要だ。ただ最近は、インプットした内容をそのまま残すだけでは、少し足りないと感じる。

何か一つでも、自分の仕事へ置き換える、メモへ残す、既存の仕組みを修正する、次に試すことを決めるところまで行いたい。今日のSNS専用ページの確認も、外から得た情報をそのまま真似したというより「自分のページならどこを確認するか」に置き換えた動きだった。

インプットを増やすより、次の行動へ変換する。100日チャレンジを続ける中で、ここも少しずつ意識できるようになっている。


今日を振り返ったとき、最初に出てきた感覚は「そこまで進めていない」だった。完成したトークマニュアルはない。新しいLPを公開したわけでもない。広告を出稿したわけでもない。

だから昨日までのような大きな成果と比較すると、進捗が小さく見える。ただ実際には、音声を2本収録して、SNS専用ページを見直して、動線を確認して、次に直す部分を整理して、明日以降の作業を始めやすい状態にはできている。

成果物の数だけで評価すると、小さな一日だ。しかし次の作業で発生する確認や手戻りを減らしたと考えれば、意味のある一日だった。

100日チャレンジも69日目。毎日続けていると、どうしても前日との比較が生まれる。ただ毎日同じ環境でも、同じ時間でもない。PCを使える日、移動が多い日、集中して制作できる日。条件は変わる。

大切なのは、どんな日でも無理に同じ成果量を求めることではなく、その日の条件で最も前へ進む動きを選ぶことだ。今日はPCが使えない。それなら音声を収録する。スマホからページを見る。違和感をメモする。この選択ができれば、完全に止まる日は減る。

最近は成果物を多く作れるようになった。トークマニュアル、note記事、ブログ記事、広告用の記事、SNS専用ページ。作るスピードが上がると、次々と新しいものを作りたくなる。

しかし作ったものが増えるほど、表現の統一やファイルの整理、動線の確認といった管理も必要になる。制作だけを続けていると、完成物の後ろに未確認の仕事が積み上がる。だから今後は、作る日と整える日があってもいい。今日は、その「整える日」に近い一日だった。

今日は大きく広げた日ではなく、これまで作ったものの足元を、少し強くした一日だった。